豊かな光に包まれる、住宅街の家。
建てた後もご近所感覚のお付き合い。
工務店:いなほ工務店
4人家族で子育て中のYさん宅があるのは、兵庫・大阪への通勤に便利なベッドタウン伊丹市。便利な一方で、住宅が密集しがちな場所の特徴を活かした家とは?
とても気に入っています。三方に家が隣接している土地ですが、それを感じさせない工夫を設計に取り入れていただいたので、周囲の目が気になったり、暗いと感じることもなく快適に暮らしています。
そうなんです。太陽の登る角度や方角に合わせて、窓の配置や庭の方向を考えていただいたので光がたっぷり入ってきて心地よくて、冬でもリビングの半分くらいまで日が差し込んでくるのはうれしいですね。吹き抜けにすると2階の面積は減ってしまうのですが、それだけの価値はあったなと思います。
どこだろう、たくさんあって(笑) まず、木の床や階段が気に入っています。夏は素足で歩くと気持ちよくて、見た目にもぬくもりを感じるので。最初は子どもがおもちゃで遊ぶたびに付く小さな凹みが気になっていましたが、だんだんそれも味わいに思えてきてすぐに気にならなくなりました。子どもたちの遊びといえば、庭もあってよかったですね。安心して遊ばせられるので。
あと、キッチン周りはとてもこだわりました。いなほ工務店さんの営業スタッフさんと、本当に二人三脚という感じで建具や照明を一緒に選んだんです。私の好みをすごく分かってくださっていて、本当にたくさんご提案いただきました。
その方とは、今でもお茶友だちのようにアフターケアや使い心地について相談させてもらっています。この距離感の近さを感じるたびに、いなほさんに建ててもらってよかったなと思っています。今日も取材が始まるまでお話してました(笑)
(編集後記)
建てた後も、ご近所付き合いの感覚でなんでも相談できるのは地元工務店ならでは。家は長い間住み続けていかなければならないので、人間関係を築ける公務店さんを選ぶことは家を建てるにあたって大事な要素だと思います。また、このような都市部の住宅密集地でも、吹き抜けと大きな窓を活用すれば太陽の光をたっぷり取り込み、解放的な木の家は作れます。都会に住む方こそ、こうした自然素材の家に住んでもらいたいですね。